コラム

講演「リーダーへの熱い期待」

先日「リーダーへの熱い期待」(講師:元GE Senior Vice President/LIXILグループ代表取締役社長兼CEO/日本オラクル元会長 藤森義明氏)を聞いて参りました。

グローバル市場において数々の企業のトップとしてマネージメントをしてこられた藤森さんの豊富なご経験から、市場変化の速度が劇的に速くなってきている事や激しい市場変化に対して私たちはどのように適応していくかについて大切なことはこの2つとお伺いしました。

①変革を起こす

②人材を集め育てる

私でも理解できるくらいとてもわかりやすく熱量のこもったお話をして頂きました。企業も人も「このままでよい」と思った瞬間から衰退が始まるのではないかと思います。現状維持だって努力して保たれるもの、更に高みに向かうためには目的と熱量が必要だと感じました。

教育については日本人は数学を身に付けている。アメリカでは意見発表やプレゼンテーション力はあるが数学ができる人は1%だとか。でもそれはお互いの補完関係でうまくいくという話に驚きました。そして大切なことは「伝える力」だとも。

リーダーはもちろんのこと、どの人も「伝わらなければ伝えていないことと一緒」ともおっしゃられていました。いかに短い時間で伝えられるかは訓練と量だそうです。さすが藤森さんは短い時間の中の講演でもシンプルな資料にわかりやすい説明で誰もが納得するプレゼンテーションでした。

最後に名刺交換をしたときに私は「人の外見をバージョンアップさせる仕事です。日本人は謙虚ですがそれを外に表現する力がまだ弱いのでそこを補完したい」と伝えると「それは僕自身も実感しています。今後ますます必要となるのでぜひ頑張って下さい」と激励をいただきました。

アメリカの経験も長い方なのでエグゼクティブとしての見た目の重要性をとても認識していらっしゃるのとだと思いましたし、この仕事でより多くの頑張っているビジネスマン&ウーマンを魅力の最大化する印象設計をしていこうと強く思った日でした。

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